「何が身体を動かすのか?」という問いを、美学・芸術の領域で考察します。授業は、講義担当者が、主として欧州で収集した写真・映像・音楽(作品であるものもそうでないものも)を視聴しながら行います。そして西洋の美学史、芸術史のなかで、とくに身心問題や身体表現に焦点をあてて作品・理論を検討し、最終的には、生きる身体の表現可能性を、現代のアートから広く生活実践のなかにも見いだしてゆきます。