・本講義では、社会福祉を素材とする量的研究法(量的調査法)の基礎を講義と体験的な学習で習得する(全8回)。量的調査の軸となる質問紙を用いたアンケート調査(郵送法等)における項目作成を中心に、一連の流れを理解する(調査の企画立案、質問紙作成における留意点や回答形式等の理解、調査の倫理と方法、データ入力、図表作成・簡単な分析と結果の見方まで)。また、調査論文を輪読し、量的調査の結果の表現法や解釈等を学ぶ。可能であれば、テキストマイニングを用いた研究例も学習したい。(基本的に多変量解析は扱わないが、因子分析・主成分分析等は院生の必要に応じて概要を紹介する)※できるだけ、研究倫理について学んでおくこと。
- 教師: 本郷 秀和