人的資源管理論とは労働関係の法体系を遵守しつつ、良質な労務管理を実現するための技術及び人的資源の最適な活用とその継続的な能力開発を促すための学問である。この領域は、社会的影響を受けつつも、私達の働き方や生活様式の変化に影響を与える。講義では、日本における具体的な人的資源管理の内容について議論する。グローバル競争が激しくなる経営環境を受け、人材開発は重要なファクターであり、近年様々な変革が実践されている。こうした変革の動向を概観するとともに、変革の背景や変革が社会におよぼす影響についても検討していく。更に、企業や団体(公的機関含む)が取り組む「人の採用と育成」について実際のケースを扱い理論と実践について展望する。学生にとっては、民間や公務員への就職への準備になる。
 なお、カウンセリングの専門職を目指す学生にとっては、組織の従業員が抱える問題について実態を把握したうえでカウンセリングができるようになる。