大航海時代以降、異文化の世界と出会った西洋の近代化を、その前提となる古代、中世の時代 を基礎としながら、現代まで時代ごとに概観する。特に後半では世界史のなかの西洋という観 点から、帝国と植民地の関係性を中心に人の移動や交流、世界市場形成を通じて、越境・グロー バル化する西洋のあり方を確認する。