妊娠期から思春期への学術的発達モデルをベースに、思春期にいたるライフステージに焦点をあてたヘルスプロモーションのありかたについて理論的探究をおこなう。とくに近年、科学の進歩によってもたらされた新しい考え方、たとえば「遺伝-環境論」や「脳の構造-機能」についても俯瞰し、人間の(健康)行動を読み解く鍵としていく。これからの新しい時代のヘルスプロモーションについて、科学的根拠とモデルを創出していくことの重要性を学び、自らが新たなモデルの構築に挑戦できる学術的基礎を養う。