社会学・心理学・教育学等に必要な統計解析の基礎とその応用を、コンピュータで統計処理を行う演習を通して学習する。具体的には、基本統計量や度数分布などの記述統計、母平均・母比率・母分散に関する区間推定、検定などの推測統計のデータ処理と分析の方法を学習する。次に変数間の関係の分析方法や回帰分析を学ぶ。
以上のデータ処理と解析法を学んだ後、グループ単位でミニ調査を実施し、統計解析を行い、報告書を作成する。こうした演習を通して、卒業論文等の課題研究における主張や仮説を検証するデータの処理と解析方法、統計解析を基礎にした議論の展開を身につける。