高齢者虐待、認知症、終末期ケア、災害時、およびその他の危機状況にある事例を活用して、ソーシャルワーク実践に必要な知識と技術を統合し、それらを概念化及び理論化することにより、体系的な能力を習得する。また、社会福祉士に求められるソーシャルワークの価値規範を理解し、倫理的な判断能力を養い、支援を必要とする人々を中心に据えた、分野横断的で総合的かつ包括的な支援に対する実践的理解を深める。さらに、地域の特性や課題を把握し、解決策を見出すための地域アセスメントや評価などの仕組みについて実践的に学ぶ。また、ソーシャルワークが対象とするミクロ、メゾ、マクロレベルの展開過程や、実践モデルとアプローチについても理解を深める。授業は最初の全体授業を除いて、4グループに分かれて別々の教室で授業を行う。