現代社会では、個人の能力を発揮することによって、地域社会が発展することが重要視されている。この授業では、地域社会で生まれる様々な問題に対して、課題を抽出し、解決案を策定し、最終的に他者へ提示する体験をする。授業の中では、可能な限り学生にとって身近な課題を扱う予定である。これまでは、めんべい、博多座、西部ガス、博多阪急百貨店などの企業から提供された課題の解決に取り組んできた。授業時間には限りがあるため、授業内容を身近な問題に引き寄せて自己学習を行う能動的学習態度、チームでの協働作業への主体的な取り組みが求められる。提示された課題によっては、必要に応じて休日などに現場を訪問することがある。なお、これまでの提案の一部は実際に企業に採用されている。